「急性ストレス反応」で入院していた歌手・華原朋美（４２）が１１月３０日に退院していたことが１日、関係者への取材で分かった。華原は、この日の深夜に自身のブログを更新し、月曜レギュラーを務める日本テレビ系「ＰＯＮ！」への生出演で仕事復帰することを明かした。

　１１月５日から入院していた華原の現状について、所属事務所では「元気を取り戻しており、本人は『仕事を頑張りたい』と前向きになっております」と説明。退院翌日の１日からボイストレーニングを開始したことも明かした。

　一部の薬物依存報道については「ないです」（同関係者）と否定している。

　華原自身は１日深夜に更新したブログで、ファンに向けて「皆さんにご心配をおかけしました。自身の弱さに反省しています」と謝罪。さらに「５日のＰＯＮ！から活動開始させて頂きます」と仕事復帰の予定を伝えた。

　華原は１０月２１日、自身のツイッターで家族間のトラブルをにおわせた（※削除済み）。その頃から発熱が続き、体調不良を訴えるようになり、１０月３１日には「ＰＯＮ！」出演をキャンセル。予定していたイベント出演も相次いで取りやめていた。

　２０００年と０７年には精神的疲労などで休養。つらいことがあると睡眠薬や精神安定剤などの薬物に依存するようになり、０７年に所属事務所を解雇されて事実上の引退状態に。１２年に芸能界に復帰した際には「最後のチャンス」と不退転の覚悟を示していた。

　事務所は１１月５日、病院での検査で「急性ストレス反応」と診断されたことを公表。１カ月休養することを発表した。