ゲス川谷 アンコール求める手拍子にも…休止前最後のライブでファン拍子抜け?
タレント・ベッキー(32)と不倫騒動を起こしたボーカル・川谷絵音(28)が率いて、年内で活動休止を発表している4人組ロックバンド「ゲスの極み乙女。」が3日、東京・青海のZepp Tokyoで休止前最後のライブを行った。川谷の節目のコメントに注目が集まったが、活動休止について一切、語らなかった。
この日は川谷の誕生日とあって、満員のファンから「お誕生日おめでとう!」と祝福され、「28歳はいい年にしたいです」と応じる場面もあった。代表曲「ロマンスがありあまる」「私以外私じゃないの」など約20曲を熱唱し、最後は、メンバー4人で肩を組み「ゲスの極み乙女。でした」と10秒ほど頭を下げた。
さらなるアンコールを求める観客からは、手拍子やハッピーバースデーコールが約15分続いたが、メンバーが再びステージに登場することはなく、ファンにとっては拍子抜けのファイナルとなった。
激動の1年を過ごしてきた。NHK「紅白歌合戦」の初出場が正式発表されたのが昨年11月26日。大みそかの本番でお茶の間に知られる存在となった。
しかし、1月7日発売の週刊文春でベッキーとの不倫が報じられ、その後ベッキーは活動休止に。自身は8月末に未成年との飲酒デート報道が飛び出し、10月には活動休止を発表。12月7日発売予定だった新アルバムも発売中止となった。
ライブに来場した歌手の高橋ジョージ(58)は終演後、「素晴らしいライブでした」と絶賛。出待ちするファンからは「ありがとう、待ってるよ!」と声をかけられ、川谷は右手を振って応えたが、報道陣の問いかけには会場入りの時と同様、無言を貫いた。
活動休止期間を明らかにしていない4人。ファンの前に再び姿を見せるのはいつになるのか。