女性デュオ・ＰＵＦＦＹが４日、ＴＯＫＹＯ　ＤＯＭＥ　ＣＩＴＹ　ＨＡＬＬで結成２０周年記念ライブを行った。ＮＨＫ紅白歌合戦初出場が決まった２人は、デビューからプロデューサーとして支えられたユニコーンの奥田民生（５１）に対し、大みそかの“共演ラブコール”を送った。

　“師匠”と紅白を味わいたい－。夢舞台まで１カ月を切る中、未定の演出案としてビックリ発言が飛び出した。吉村由美（４１）が「（紅白は）曲も何をやるか分かってないし、服も用意してない。私服になりそうな気配もある」と裏事情を明かすと、誰かを呼べるならと聞かれた大貫亜美（４３）は「民生さん。すっげぇ、怒られるだろうけど」と希望を明かした。

　脱力系キャラやキャッチーな楽曲でデビュー４作連続ミリオンの快進撃に導いてくれた奥田は、紅白未経験。亜美によると、出場決定後に「『紅白に出ることになりました。ありがとうございます』と長文のメールを送ったら『はーい』と３文字だけ返ってきた」というから、興味はあまりなさそうだが…。

　今年は２年前から計画してきた“成人イヤー”。この日のライブは「コネ」でスチャダラパーら１８組のゲストが駆けつけ、２人は「これが私の生きる道」など全２１曲で２５００人を魅了した。亜美の夫・ＴＥＲＵ（４５）がいるＧＬＡＹや、由美の元夫で西川貴教（４６）からは祝福のビデオメッセージが届いた。

　由美が「２０周年だから本当にいろいろ、わがままを言った」と振り返る１年の“最後のわがまま”は、師匠との紅白そろい踏み。２人の強い願いは奥田に届くのか－。