女優ののん（本名・能年玲奈）が８日、都内で岩手県産プレミアムりんご「冬恋」のＰＲイベントに同県達増（たっそ）拓也知事と参加。イベント後の囲み会見では自身の恋愛事情について、「これから視野を広げなければ…勉強したい」などと話した。

　プリンセス風のドレスでイベントに参加したのんはりんごのＰＲにちなみ、「結果的に白雪姫ですね」と表現。自身の前に王子様が現れているかと問われ、「王子様？どっちもやりたい願望がある。でも、王子様より、こびとの方が好き」と天然風に発言。続けて「面白い方にガァっと近寄ってしまう方なので、これからは視野を広げなければ」と大人の恋愛術取得を熱望し、現在の恋愛状況については、「今はお仕事が楽しいし、王子様にもなりたいので…勉強したいですね」と答えた。

　岩手県を舞台にした２０１３年上半期のＮＨＫ朝の連続ドラマ「あまちゃん」で主演したのんは同県応援団として、「岩手にお世話になっていて、第二の故郷を応援するべく来ました」と、３組のカップルにりんごをプレゼントしながら、「冬恋を食べてお幸せに」、「冬恋の甘さを共有して」、「冬恋を食べて元気にお幸せに」などとそれぞれのペアにメッセージ。３組目の女性は感極まって涙を流していた。のんは「冬恋にぴったりなカップル３組には幸せを分けてほしい」と語った。

　のんは１１月に公開され、自身が主役声優を務めるアニメ映画「この世界の片隅に」がヒット中で、この日も「すごくうれしいです。すばらしい作品で皆さんが良い映画だと言ってくれる。見ていただける方がいて成立する」と感想。映画の中で主人公が嫁いでいく相手を恋人像に挙げたかと思うと、ディズニーのアニメ映画「ズートピア」の男性アカキツネ名を持ち出し、「ニック・ワイルドと結婚できたらいいなとも思う」と奔放さを発揮。理想のタイプについては、「優しくてどん引きしない人がいい」と言葉を連ねていった。