乳がん闘病を経て芸能活動を再開した元プロレスラーでタレントの北斗晶（４９）が９日、カンテレの「快傑　えみちゃんねる」（後７・００）に出演し、ＭＣの上沼恵美子から「お帰り！」と大歓迎を受けた。北斗は立ち上がって笑顔で頭を下げ、がんで闘病する人たちに「あきらめないこと」とメッセージを送った。

　上沼が「北斗さんお帰り！。１年２カ月ぶり」と拍手。経緯について「人間ドックにちゃんと行っていて正常だということだったけれども、次に調べたら乳がんだった」と短くまとめた。

　北斗は「いろんなこと勉強しました。専門のところに行かなくちゃ行けない。胸だったら乳腺科」などと話した。北斗はまた「いろんな薬があった。薬剤師さん、先生方のおかげ」と治療に携わった医療関係者に感謝の言葉をささげた。

　北斗はまた、「乳がんばかりに注目されがちですけど、がんは２人に１人と言われている。自分で自分を守ることをしなきゃいけないと思う」と普段からの健康管理が必要だと説き、「それと、やっぱりあきらめないこと」と闘病者にメッセージ。「私は何にもできない。元気な姿を見せることしかできない」と語った。