岡田准一 大竹しのぶにあいさつしたのにスルー 「どこかの社長さんと思った」
V6の岡田准一(36)が11日、日本テレビ系「行列のできる法律相談所」に出演し、女優の大竹しのぶにあいさつしたのにスルーされたことを明かした。
岡田は主演映画「海賊とよばれた男」(公開中)で20~90代をひとりで演じ分けている。オファーを受けた際、「失敗したらもう主演のオファーはなくなるかもしれない」などと高齢者を演じることに不安を抱えていたという。
高齢者を演じるにあたり、岡田はいくつかの工夫を重ねた。ひとつは年齢によって声色を変えること。60代では重厚な声を出すように努めた。もうひとつは、映画では60代が一番多かったことから撮影現場で60代のまま威厳をもって振る舞うことを心掛けた。他の映画を兼任する年上のプロデューサーにも「おい!」と上から話しかけていったという。
それでも岡田は「ちゃんと60代を演じられているのか」と不安をぬぐうことはできなかった。そんなとき、共演した大先輩の堤真一から「本当に60代の人とやってるみたいだね」と、ほめてもらったという。小林薫や國村隼にも同様に声をかけてもらい、徐々に自信が付いた。
すっかり60代が板に付いたある日、大竹しのぶを見つけた。岡田が「大竹さん、おはようございます」とあいさつしたが大竹はちょっと目線を配っただけで返事も無く、そっけなかった。
後日、その理由を聞くと、岡田が60代のメイクのままだったことから大竹は「岡田君じゃなくて、どこかの社長さんだと思った」と話したという。