ノンスタ井上ひき逃げ事件、弁護士の見解「きちんと通報していれば…」

 11日深夜に東京・世田谷区内でタクシーとの衝突事故を起こし、相手の運転手に軽傷を負わせるひき逃げ事件を起こしていた、お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介(36)が当面、芸能活動を自粛することが13日、発表された。この影響で、テレビ、ラジオ各局は番組編成に大わらわ。レギュラーから年末年始の特番も含め“お蔵入り”も続出する事態となった。

 井上の事故について「弁護士法人・響」の徳原聖雨弁護士は、デイリースポーツの取材に対し、「不起訴になる可能性は高いが、法律上の罰より行政上の罰の方が重いのでは」と話した。

 徳原弁護士はまず、「当て逃げ」と報じられた事故について「相手の運転手がケガをされているので、用語としては『ひき逃げ』」と解説。井上が問われるのは、5年以下の懲役、または50万円以下の罰金が科される道路交通法違反(救護義務違反)と、7年以下の禁固および懲役、または100万円以下の罰金が科される過失運転致傷罪になるという。

 井上は今回が初めての事故であり、相手のケガも軽傷であることから「示談が成立し、真摯に反省していることが認められれば、不起訴も十分あり得る。重くとも、15万円前後の罰金刑でしょう」と分析。その上で「救護義務違反となると、免許の点数はもろもろ重なって40点ほどのマイナスになる。一発で免許取り消しなのはもちろん、3~4年は免許の取得ができないでしょう」と説明した。

 徳原弁護士によると、救護義務違反がなければ免許のマイナスも5点程度。きちんと警察に通報していれば、ほぼ確実に不起訴に終わったという。

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