東京都内で先月、ゴルフクラブで殴られ、重傷を負った俳優の椿隆之が１４日、ブログを更新し、検察庁に赴いて事件について事情聴取を受けたことを明らかにした。椿は事件のことを思い出すのも「とてもつらい」としつつ、「自分にできる事を最大限頑張ります」と自らを鼓舞した。

　椿は「検察庁に行って来ました。当然、あの日のことを聞かれるのですが」と報告した。なかなか眠りにもつけなかったが「決して逃げてはいけない　今後、そういう事がみんなにも起こらないように向き合い　よく泣き寝入りという言葉を聞きますが　そういう事が減りますように　僕は自分にできる事を最大限頑張ります！」と自分のためだけではなく、広く社会のためにもという思いを記した。

　椿は続けて、「思い出したり、その時の事を話すのはとてもつらいです。話し終えた後、気絶しそうになります」と事件に巻き込まれた精神的苦痛を訴えた。「この先、誰かが困った時のためにも　何かしら役に立てるように」と自身に言い聞かせた。

　椿は１１月８日夜、東京都内でバイクの運転手と口論になりゴルフクラブで殴られ重傷。完治するまでに半年を要すると診断されたという。