脚本家の三谷幸喜氏が１５日、ＮＨＫ「スタジオパークからこんにちは」に突如乱入。ゲストの女優・峯村リエから贈られたという「クドカンファミリー」と書かれたＴシャツを披露した。

　番組は、今週最終回を迎える大河ドラマ「真田丸」で、茶々の乳母・大蔵卿局を演じている峯村がゲスト。真田丸の脚本を書いた三谷氏がＶＴＲで出演し、峯村の印象などを語るコーナーなどが放送された。

　そのＶＴＲの中で、三谷氏はおもむろに白いＴシャツを取り出し「以前、あなたから頂いたこのＴシャツ、どういう意味かわからないんですけど…」と広げて見せた。そのシャツにはデカデカと「クドカンファミリー」の文字が…。

　クドカンとは、脚本家の宮藤官九郎氏を指しており、三谷氏のライバルとも言える間柄。「私は今もここぞというときに、このＴシャツを身につけて頑張っております。本当に良い物をありがとうございました」とＶＴＲの中でお礼を述べた。

　これを見た峯村は「そうだ！前、舞台で演出していただいたとき、何でか忘れたけど差し上げたんです」と思い出したようにコメント。ＭＣのＮＨＫ真下貴アナウンサーは「しかもなぜ、この文言で…」と絶句。峯村も「宮藤君もごめんなさい」と笑いながら謝った。

　だが、その瞬間、スタジオの外から三谷氏本人がいきなり乱入し、峯村も驚愕の表情。三谷氏は峯村の横に座り、「（受け取ったときは）ひどい女だなと思いましたよ」と苦笑いで当時を振り返った。真下アナからも「しかもクドカンファミリー。どういうシチュエーションで着ればいいんだっていう…」と突っ込まれると「大丈夫です。ここぞというときに着てますよ」と、“愛用着”であると強調していた。