桂歌丸、肺炎で入院 14日の定期検診で判明
落語家の桂歌丸(80)が軽度の肺炎で14日から入院していることが15日、分かった。
落語芸術協会関係者によると、今月のスケジュールが厳しかったことから、過労により持病の肺気腫(慢性閉塞性肺疾患)が悪化。14日に月1回の定期検診で病院を訪れた際、やや息苦しいと訴えたところ、入院しての静養を提案されたという。現在は点滴を受けながら体を休めている。
18日に福岡で予定されていた「歌丸・円楽二人会」は欠席し、桂文枝(73)が代役を務める。20日前後に退院し、22日に群馬で開催する「祝・桂歌丸芸歴65周年 冬の特選大落語会」で復帰する予定だ。
歌丸は2010年春にも肺炎で入院、14年に4月に慢性閉塞性疾患と肋骨骨折で入院した際には、肺炎も併発。退院後の高座で「はいえん(大変)な騒ぎでした」と笑いをとった。