ノンスタ石田 ライブで井上の事故をネタに…観客には謝罪も「解散しません」
お笑いコンビ・NON STYLEの石田明(36)が16日、東京・立川市内で行われたライブ「よしもとお笑いまつりin立川」に出演。舞台上で、相方・井上裕介(36)が11日深夜に都内でタクシーとの接触事故を起こしたことを謝罪した。井上の事故もネタにし、「解散はしません」ときっぱりと口にした。
この日はNON STYLEとしての出演予定だったが、井上が活動自粛中のため、石田は単独で出演。井上の事故以来、初めて公の場に姿を見せた石田は、黒いスーツに黒いネクタイ姿だった。
冒頭、万雷の拍手を浴びて登場した石田は、直前の出番だったコロコロチキチキペッパーズの持ちギャグを借用し「俺が一番やっべーぞ!」と笑いを取った。さらに「当然のことながら1人です。なぜ僕が1人でここに立っているかご存じの方は手を挙げて…」と客席に振り、ほぼ全員が挙手した姿に「怖い怖い…」とボケた。
その後、表情を引き締め「今日は別に謝罪会見でもないので、皆さんに笑ってもらうために来たんですけれども、やっぱりちゃんとしなければいけないことがありまして」と切り出すと、「このたびは本当にご迷惑をお掛けして、申し訳ございませんでした」と深く頭を下げた。
その後の漫談でも、井上ネタをふんだんに披露。この日はトレードマークの白スーツ姿でなかったことから「あと1つだけ謝らせてもらってもいいですか。僕、真っ白じゃなかったら誰かわからないですよね?」と自虐した。
さらに「本当にウチの相方がアホで…。周りからもあんなアホなやつとこれからやっていくんか?とか言われますけど、解散とかはしません」ときっぱり。その理由として「僕はアホ慣れしてるんです」と続け、自身の家族のネタを展開したが、その中にも井上の話題や、事故当時に井上の車に同乗していたスーパーマラドーナ・武智(38)の名も登場させた。
爆笑をさらった石田は「僕にはアホで面白い家族がいるんですけど、僕には面白くてアホな相方がいるので、次はぜひ、面白いNON STYLEの漫才を見に来て下さい」と締めくくり。「今日はありがとうございました」と頭を下げると、客席からは再び万雷の拍手が飛んだ。