ＴＢＳ系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の原作者で漫画家の海野つなみさんが１９日、ＮＨＫ「あさイチ」に“顔出しＮＧ”で生出演した。

　「女性リアル　年末ＳＰ　『オンナ×働く』モヤモヤ大特集」と題したコーナーに生出演した海野さんだが、すりガラス越しにＭＣのＶ６・井ノ原快彦、有働由美子アナらと、働く女性に関するトークを展開。

　有働アナからは「近所の方にも漫画家であることを隠しているそうで、きょうは素顔を伏せてご参加いただきます」と紹介され、海野さんはすりガラス越しに手を振りながら「みなさんモヤモヤするかもしれませんが、よろしくお願いします」とあいさつした。

　素顔の海野さんと対面した井ノ原は「僕らからは見えるんで。すてきな方ですよ」と笑顔。

　時折、カメラは茶系に花柄が入ったワンピース姿で話す海野さんの首から下だけを映し出したが、話すたびに「海野つなみさん　漫画家・独身　ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』原作者」という文と、肩まで伸びた髪の毛に丸顔の似顔絵も紹介した。

　また、有働アナからは“逃げ恥”で描いた“契約結婚”という恋愛と結婚観について問われると、「このシステムの方が実際の結婚よりでどっちかに比重がかかるよりもいいんじゃないかという反響をたくさんいただいた。結婚生活を仕事として見てみる視点が入ることで、いろんなものが見えてくる」と話し、「結婚生活として見るのではなく、会社として見ていると、ひとりに比重がかかっている状況はあきらかにおかしいですよね。全体の利益を考えたときに分担するか、外注するか、回っていかないのは仕事としてみれば分かるじゃないですか。でも、家庭だと誰かが我慢しなくてはならないという話になっちゃう。そこが仕事として捉えると分かりやすくなる」と、自身の経験を生かした“役に立つ”トークを披露していた。