ASKA 本格復帰への道険し…イコール即復帰とはならず
11月28日に覚せい剤取締法違反(使用)の容疑で逮捕されていた、歌手のASKA(58=本名・宮崎重明)が19日、嫌疑不十分のため不起訴処分となり、留置されていた警視庁湾岸署から釈放された。
不起訴処分で釈放となったASKAだが、業界内では「イコール即復帰とはならない」という見方が強い。
ASKAと仕事経験がある音楽関係者は「体調や精神的な面をよく観察する必要がある。執行猶予期間中は本格復帰はありえない」と話した。ASKAは逮捕前の公式ブログで、新アルバムの完成を宣言していたが、あくまで配信でのリリースを予定したものだった。かつてのようにメジャーレーベルからのCDリリースへの道のりは、まだまだ遠いようだ。
また、芸能人に関連する出版物を多数手がける関係者は、ASKAに本の執筆を依頼する可能性について「まだ手が出せる状況とはいえない。嫌疑不十分というのは嫌疑があったという見方もできてしまう」と慎重な姿勢を見せた。ASKAは今年1月に、本の出版を前提に書いていたという長文のブログを公開。また盗聴に関する著書も計画していたと報じられていた。