ASKA怒りのブログ二転三転 陽性「ありえません」でも科捜研「間違いはない」
11月28日に覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕され、今月19日に不起訴処分となって釈放された歌手のASKA(58)が20日、ブログを更新し、逮捕の決め手となった尿鑑定の際、お茶を自身の尿と偽って提出したいきさつなどをつづった。ASKAは保釈後、都内の自宅には戻らず、この日は妻が警察を通じて当面、帰宅の予定がないことを明らかにした。
前代未聞の釈放劇から一夜明け、ASKAが思いの丈を記した。
正午過ぎに2本のブログを連投。1本目では「なぜ、僕が検尿で、お茶にすり替えたのか?これは、2014年に逮捕された時からの経緯が含まれています」とし、「尿ではなく、スポイトで吸い上げたお茶を出してみよう。見つかったときには、素直に検尿に応じればいい」「尿を出してしまったら終わりだ。必ず、陽性にされてしまう」と当時の心境を説明。陽性反応が出たことに「ありえません」と怒りを表した。
直後の2本目では「あれでは、警察が一方的に悪者になってしまいますね。失礼しました」と前言撤回し「実は、陽性になったのには、ひとつの理由があるのです。科捜研に間違いはないと思います」と、覚醒剤の反応が出たことは認めた。
ブログ内でも主張は二転三転したが、理由は「まだ語ることなできない理由があります」(原文ママ)と明言せず。「僕は無実です」と改めて強調した。
19日夜に警視庁東京湾岸署から釈放されたASKAだが、この日も都内の自宅に姿を見せず。自宅前には警察関係者が簡易バリケードを設置し、午後4時頃には長女とみられる女性が車で帰宅した。
その約30分後には妻が碑文谷署に電話で「ASKAはしばらく自宅には戻りません」と明かし、報道陣に伝えるよう要請。警備に当たっていた同署員から報道陣に説明された。
CHAGE and ASKAのChage(58)はこの日、都内ホテルでクリスマスデイナーショー。観客によると、ASKAの名を挙げることもチャゲアスの楽曲を歌うこともなく、「皆さん、聞きたいことあるんでしょ?Chageは元気です」と意味深に語ったという。