神木隆之介が江國香織氏、森雪之丞氏と異色コラボで詩集朗読
俳優の神木隆之介(23)が、直木賞作家の江國香織氏(52)と作詞家の森雪之丞氏(62)の詩集「扉のかたちをした闇」の発売記念イベント(来年1月23日、東京・日本橋三井ホール)にゲスト出演して同作を朗読することが20日、分かった。
映画「君の名は。」での声優ぶりが絶賛され、邦画の歴代興収トップ3作品全てに声で出演している神木と、言葉のプロたちとの異色コラボ。昨年の「Act Against Aids」で神木が森氏の詩を朗読した縁で白羽の矢が立った。
神木は「初めての経験なので期待と不安で一杯ですが、書かれた想いと、一つ一つの言葉の音を大切に読みたいと思います」と意気込み。森氏は「神木君の美しい声は“無垢(むく)で静謐(せいひつ)魂の振動”だと知りました。詩たちが、神木君の魂を震わせて、どう響くのか?楽しみでしかありません」と期待している。
詩集は江國氏と森氏が12カ月をかけて互いの詩にこたえる形で紡いだ連弾形式。当日は江國氏のパートを読み上げる女性ゲストも登場予定だ。