SMAP 最後のアルバム発売 衣装展示に泣き崩れるファンも
SMAP最後のアルバムとなるベストアルバム「SMAP 25 YEARS」が21日、発売され、メンバーの衣装を展示している店舗のひとつ、SHIBUYA TSUTAYAには開店と同時にファンが殺到。泣き崩れる人もいた。また、フジテレビ系「SMAP×SMAP」の公式サイトには、「20年間、ありがとうございました」の文字とともに、26日の最終回のメッセージが掲載されている。
ベストアルバム発売に合わせ、全国25店舗で衣装の展示が行われるが、SHIBUYA TSUTAYAでは、2012年のコンサートツアーの際に着用した稲垣吾郎の衣装と、14年のツアーで着用した草なぎ剛の衣装が飾られた。
発売当日となったこの日は、午前11時の開店時点で約30人のファンが集まり、衣装を見て泣き崩れる人もいた。
同店では通常の特集コーナー5台分のスペースを使って、SMAPコーナーを特設。店員によると「こんなに広いスペースを1アーティスト用に使うのは初めて」という。今後、週替わりで5人のメンバーの衣装を展示していくという。
神奈川県相模原市の50代女性は「このCDの発売がうれしいという感じがしない」と解散に無念さをにじませ、「コンサートをずっと待ってました。私達(ファン)に対するコメントがないのがとっても悲しいです。(解散については)涙です」と今年8月の解散発表後、SMAPとしてファンへの生コメントがないことに対し、残念な思いを口にした。
また、「SMAP×SMAP」についても「スマスマも撮り終えちゃってるから、“作りモノ”を見せられてる、って感じです」と率直に語った。
「スマスマ」の公式サイトでは、「20年間、ありがとうございました」の大きな文字とともに「1996年4月15日にスタートしたSMAP×SMAPは2016年12月26日の放送をもって最終回を迎えることとなりました。SMAPと共に歩んできた20年9ヶ月分のスマスマ全てを、存分にお届けします。」と記されている。