天津・木村、エロ詩吟からロケバス運転手へ“転身” フット後藤が援助
「エロ詩吟」で知られる天津・木村(40)が、21日深夜放送の日本テレビ系「芸人報道1時間SP」に出演し、お笑い芸人だけでは食べていけず、現在はロケバス運転手として仕事をしていることを明かした。
2008年にエロ詩吟で大ブレーク。年間テレビ出演数は70本を数え、著書も17万部のベストセラーを記録した。最高月収は390万円に達したという。
しかし、その後は徐々にテレビ画面から消え、芸人として妻と2人の娘を養育していくことが難しくなったため、副業でロケバスドライバーを始めたという。
大型二種免許を取得してロケバスの運転手を務めている木村だが、きっかけはムーディ勝山。同じく一発屋として仕事がなくなったムーディが、フットボールアワーの後藤輝基から「ロケバスの運転手でもしたらええやん。金は出世払いでええから免許代は出したるで」と話していたこと。横で聞いていた木村も、「僕も取りに行っていいですか?」と2年前に免許を取得しに行き、その後、後藤が援助する形で教習所代を支払った。
芸人の知り合いを乗せてロケに飛び回る木村は、「僕も芸人やってましたから、現場に着くとピンマイクを付けてもらえると思っちゃう。あっ、ちゃうわ、きょうはロケバスの運転で来てるんやって」と苦笑い。
最初に乗せたのはお笑い芸人の宮川大輔だったといい、「全く気付かれず、3時間ぐらい運転して、現場についたら8度見ぐらいされ“何しとんねん”って言われた」と振り返った。
ちなみにロケバス運転で得た収入は子供たちの教育費用になっているという。