春風亭昇太、入退院の歌丸に「もっと休んで」
落語家の春風亭昇太(57)が24日、横浜市のパシフィコ横浜で開催中の「お城EXPO2016」にゲスト出演。軽度の肺炎のため、12日から21日まで入院していた落語家の桂歌丸(80)について「仕事し過ぎなんですよ」と話した。
昇太にとって歌丸は、日本テレビ系「笑点」の司会を受け継いだ間柄。落語芸術協会の先輩でもある歌丸の入退院については「特に何も聞いてないです」としつつ、「笑点をお辞めになっても、落語を辞めたわけじゃないから、仕事し過ぎなんですよね…」とコメント。「あの世代の方は、来た仕事は全部受けちゃうから」と冗談めかしながら、「もっとゆっくり休んでいただきたいですね」といたわった。
来年度のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」では今川義元役で出演する昇太。「静岡出身なので、昔から今川ファンだったんです。本当にね、織田信長の引き立て役として、バカ大名のような扱いを受けることが多くて、ものすごく腹が立ってたんです」と思いを口に。また「僕が演じることで、さらにイメージが悪くなるんじゃないかと心配もしてるんですけど」とジョークも交えた。
今年は年末のNHK紅白歌合戦で、審査員を務める。「生で見たことがないんで、きっと華やかで素晴らしいんだろうな…」とうっとりした表情で話しつつ、「座り順がすごく気になる。隣が大谷(翔平)選手だと身長差がすごいんで、かっこ悪い。なるべく女性の隣に座りたいですね」と笑わせた。
また、中学1年生ごろからの“城マニア”だというだけに「お城ファンだというと、ちょっと特殊な人たちのように見られていたけれど、ようやく大手を振って、城好きと高らかに宣言できる時代が来たんだなあと」と感無量の様子だった。