ASKA「クロ」の声に「そう思って当然」 自身は「物証」の存在訴える

 覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕され、不起訴処分となり19日に釈放された歌手・ASKAが28日、ブログを更新。自宅での任意の薬物鑑定(尿検査)で提出したのが尿ではなく「お茶」だったと主張しているが、尿から陽性反応が出たことについて、取調官に自分の「推理」を主張し続けたこと、その「推理が証明」される「物証」があり、釈放されたと改めて持論を展開した。

 「事実は小説より奇なり。」のタイトルでブログを更新したASKA。尿検査で「スポイトでお茶を入れた」と主張している点について、世間では「なぜ、ちゃんと検尿を受けず、お茶なんか入れたのか?」「やましいことがあったから、そうしたのではないか?」「ASKAはクロだよ」と思っている人が多いことには「そうですよね。普通は、そう思います。思って当然です」と反論せず。

 科捜研の鑑定で陽性反応が出て、11月28日の逮捕となったが、専門家らからは、「お茶の言い訳は通用しない”“お茶から覚せい剤の成分が検出されるわけがない”などの意見が噴出していることに、ASKAは「科捜研が間違えるはずはないのですから。しかし、僕はやっていない。だが、検出されてしまってる」と記述。逮捕後はずっと、なぜ「お茶から覚せい剤成分が検出」されたのかを考え続けていたことを明かした。

 ASKAによると逮捕の数日後、「ひとつの推理にたどり着きました」という。取調官に自身の「推理」を伝えたところ、「さすが、作詞をされるだけあって、よくそんなことを思いつきましたね。」と言われたことをつづり、「いえ、作った話ではないのです。」というやりとりがあったとした。

 ASKAは自身の「推理を裏付ける物証が発見された」と、自身がシロである「物証」の存在をちらつかせ、「これで僕が有罪になることがあれば、この国は変です。」と連日訴え続けたと記している。

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