「第６７回ＮＨＫ紅白歌合戦リハーサル」（２９日、ＮＨＫホール）

　Ｖ６の井ノ原快彦が、白組司会を務めた昨年の紅白歌合戦でのＳＭＡＰ中居正広の粋な心遣いを振り返った。

　「去年は、僕は初めて司会をやらせていただいて、ＳＭＡＰがいなかったらできなかったと個人的には思っていて」と精神的にも演出の面でも支えられたと振り返った。そして、中でも司会業にたけた中居は、何度も井ノ原のもとに近づいてきたという。

　「ここまで最高だ。全然できてる。こんなできると思わなかったよ」

　そうした声に勇気付けられ、励まされといい、「すごく盛り上げてもらった」とあらためて感謝した。

　この日は、自身の後を受けて司会を務める嵐の相葉雅紀と面談を行った。２４日に３４歳の誕生日を迎えた相葉には祝福メールを送ったといい、その時にアドバイスを求められると考えていたという。

　しかし、そうしたやり取りは一切なし。「なんでも聞いてくれっていうスタンスだったんですけど。よくよく考えたらあいつ（嵐として）５回やってるんだって。あっちの方が先輩だったって。何も心配いらないですね。全然、貫禄がある感じだったよね。しっかり有村さんを支えている感じで。持ちつもたれつやってくれるんでは」と後輩の司会ぶりに太鼓判を押していた。