清原氏、一度は自殺を考えた「清原和博を嫌になった」

 2月に覚せい剤取締法違反で逮捕され、5月に懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決を受けた元プロ野球選手の清原和博氏(49)のインタビューが、29日放送のTBS系「ニュースキャスター 超豪華!芸能ニュースランキング2016決定版」で放送され、清原氏は薬物依存を断ち切る治療を受けている現在、自殺を考えたことがあることを明かした。

 清原氏は治療中、思ったことを記すノートに「自殺」と書いていた。このことを質問されると「そういうことを考えてしまったことがあったんですよ」と告白。「朝まで起きていて、子どもたちがキャーキャー言い出す時に寝る。子どもの声を聞いたら、またつらい。気がつけば夜、(携帯電話で)自殺のことを検索していた」と明かした。それでも「今ここで自殺したら、中毒者が自殺したって思われるじゃないですか。そういう気持ちが強かった」と、思いとどまったという。

 逮捕されたことで「はっきり言って、たくさんの人が離れていきました」というが、一方で「今でも手をさしのべてくださる方々がいらっしゃいます」と、サポートしてくれる人たちに感謝。「一回、自分は清原和博が嫌になりました。サポートしてくださる方々のためにも、もう一回、清原和博をやり直したい。恩返しのつもりで、強い気持ちを持って立ち向かって、一日一日、戦っていくしか、中毒からは抜けられない」と、薬物を断ち切る強い決意を示した。

 野球に対しては「今はそこまで考えきれません。野球に対して失礼。しっかり野球と向き合えるように努力していきたい」と話した。

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