海老蔵 麻央は「日々一進一退」 闘病をTVで語る

 歌舞伎俳優・市川海老蔵が29日、TBS系で放送された「新・情報7daysニュースキャスター」の単独インタビューに答え、妻でフリーアナウンサー・小林麻央のがん闘病と家族について語った。

 がんを公表した会見(6月9日)から半年。インタビューは28日に行われた。海老蔵は「病気を忘れようとするし、忘れさせようとするし」と妻への思いを語り、長女・麗禾ちゃん(5)について「うちの娘の場合は、だいたい分かってますね。物事を」と話した。麗禾ちゃんは「病気こわい」という話をすることもあるという。

 麻央は9月下旬にQOL(生活の質)向上のための手術を受け、左胸の乳がんを摘出。その後は1カ月にわたり放射線治療も行った。10月、11月は自宅で過ごすことができたが、今月20日のブログでは再入院したことを明かした。治療の副作用で、激しい痛みに襲われていることも赤裸々につづっている。

 海老蔵は「その(QOL)手術も大変でしたし、その後も大変でしたし、今も大変ですし。痛みが出る部分があって、そこをどういう風にしていくか。日々、一進一退というか、少しずつ良くなるように、良くなるように、やっています」と現状を語った。

 長く厳しい闘病生活が続いているが、海老蔵は「厳しい中で面白さを見つけながらやっていくことが大事。病気を忘れるようにするし、忘れさせるようにするし。それが私がちょっとだけ心がけていること」と話した。海老蔵と麻央のブログからは、どんな状況でもユーモアを忘れず、互いを思いやっていることが伝わってくる。

 「人間の根本は愛だと思う」ときっぱり口にした海老蔵。「大みそかは妻と2人で一緒に出かけようかな、と病院で」と2人の時間を大切にしたい思いも明かした。

 2017年への願いを聞かれると、「麻央が元気に復活してくれて、家族で、4人で公園で散歩できたらいいかな」と穏やかな笑みで話していた。

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