木村拓哉 「スマスマ最終回収録、花が人に見えた」【肉声コメント全文・下】
31日で解散するSMAPの木村拓哉(44)が30日、解散前最後となるTOKYO FMのラジオ「What’s UP SMAP!」に出演。「ありがとう」などSMAPの名曲を流し「ありがとう。SMAP」と、感謝の言葉で締めくくった。【以下、ラジオの肉声コメント】
(フジテレビ系「SMAP×SMAP」について)責任としては、大きかったかな。名前がリフレインされているタイトルというのは。そして(放送作家の)鈴木おさむという人間と同じ時間を過ごして、本当は田村さんのモノマネを「What’s UP SMAP!」でやってて、またスマスマでやってと。試しにやる?って言って、やったのがきっかけだったかな。
スマスマって毎回、水曜と木曜が収録。ドラマの撮影を始めると(ドラマの)共演者もスタッフも、水曜と木曜は撮影ができない。
色んなことをやりましたね。色んなゲストが来てくれて。JB(ジェームス・ブラウン)も来てくれてますしね。
ただ楽しかっただけではなくて、この間頂いた手紙にもちょっとありましたが、世の中を騒がせてしまったこともあった。そういう時にファーストリアクションとして「スマスマ」のスタッフや制作陣で物事を考えて、次こうやったらと言ってくれて。
世間を騒がせてしまったけど、その後のウチらを届けてくれたのが「スマスマ」。ただ楽しくてにぎやかで、ライバルでやってたのではなかった。そこはすごい感謝はある。
始まった当初は6人だったのが5人。4人になった時もあったし。でも僕らと同じ目線で「スマスマ」は向き合ってくれて、(視聴者に)届けてくれた。大きな自然災害も、阪神も東北も熊本も。スマスマという窓口で発信できた。すごい大きい場所だった。
その中で最終的に歌ったのが、今からラジオで流す曲ですが、(収録の時)スタッフのみんなが、ステージの周りに、とんでもない種類の、数の、花を置いてくれた。ちょっとおかしくなりましたね。自分の視覚が。
1本1本、人に見えました。それが誰っていうことではないですが、ステージ周りの花が人に見えた。ビックリしたんですけど。自分たちはそういう人たちがいたから、やって来れたんだと思えたかな。
(「世界に一つだけの花」が流れる)
◆メッセージ(キャプテン、年を越えたら大きく変わっていますね。変わることを恐れず進んでください)
ありがとうございます。来週の「What’s UP SMAP!」は、変わってるのかな。自分も分からない。今まで普通に年が変わったけど。今回もう一つ意味があるというのは抱いているというか。でも、こうだという具体的な物は見えていない。この番組のタイトルもそうですが、大切にしたい。変えずにぶれずに。勇気というか、確たる物を持って進んで行きたい。
たくさん署名いただいたりとか。すべてのことに対して、ひと言だけ、失礼します。ありがとう。SMAP。
(「Can’t Stop!!-LOVING-」を流して番組終了)