紅白合間の5分ニュース40・4%!年間1位か ピコ太郎余波直撃も高瀬アナ笑い我慢

 昨年大晦日の、NHK総合「第67回NHK紅白歌合戦」の前半・後半の間で放送された5分間の「ニュース・気象情報」(午後8・55)の視聴率が40・4%を記録し、紅白視聴率(前半35・1%、後半40・2%)を上回ったことが2日、分かった。毎年放送される紅白合間のニュース番組だが、紅白後半の数字まで超えるのは異例。

 短時間のニュース番組のため、紅白前半ラストの盛り上がりが影響した可能性が高い。

 紅白前半のラストでは、昨年世界的ブームを呼んだピコ太郎が登場。嵐・二宮和也らとハーフタイムショーとして「PPAP」を披露し、審査員席の草刈正雄らもノリノリ。司会の相葉雅紀が「終わりです、時間がありません」と制止する中、勝手に新曲の歌唱を始めてしまい、そのまま画面はニュース番組へ。ピコ太郎の「ぽんぽこりんぽんぺんぽんぱん!」の絶叫から一転、カメラを向けられた高瀬耕造アナウンサーはしばらく下を向いて笑いを抑え、真顔を作ってからニュース報道に入った。

 なお高視聴率ランキングの集計は15分以上の番組が対象となるのが一般的で、公式記録には残らない見込みだが、異例の形で紅白を上回ったニュース番組が“影の年間1位番組”となりそうだ。

 (数字は関東地区、ビデオリサーチ日報調べ)

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