小林麻央 がん公表後初TVで語る 黒髪ショートのウィッグで笑顔

闘病発覚後、初めてテレビカメラの前に登場した小林麻央。9日放送の日本テレビ「市川海老蔵に、ござりまする。」より
長男・勸玄を肩車する市川海老蔵
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 がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)が、日本テレビ系で9日午後10時から1時間半にわたって放送される特番「市川海老蔵に、ござりまする。」でインタビューに応じた。麻央がテレビカメラの前で語るのは昨年6月のがん公表後初めて。麻央自ら提案して実現したインタビューで、収録は今月4日、入院している病室で行われた。

 麻央は黒いショートヘアのウィッグ(かつら)姿で、黒いリボンがついた上着姿。うっすらアイメークも施しており、瞳をキラキラさせ、笑顔で取材に応じている。番組では、闘病中、心の支えになった海老蔵の言葉や、闘病を経て夫婦の絆が強まったと感じた瞬間、闘病を献身的に支える海老蔵への感謝の思いなどを語った。

 麻央は4日のブログで「二カ月ぶりにお化粧をし、朝から緊張していました」「インタビューを受けました」とインタビューを受けたことを告白。5日のブログでは、海老蔵が自身の闘病について取材で「何でも答えている姿を見て、申し訳ないなぁ、ありがたいなぁと思いました」と思ったことなどを挙げ、「私にも何か少しでもできることがないかなと、思った時に 主人の密着番組のことが浮かびました」と夫のために、と自ら提案し、がん公表後、初めてテレビカメラの前で語ったことを明かした。

 久しぶりのインタビューについて「気合は、必要でした」と告白している。

 日テレの海老蔵ドキュメンタリー特番は今回で第4弾。取材班は、麻央がキャスターを務めていた「NEWS ZERO」での2人の出会い以来、海老蔵一家を取材し続けてきた。9日放送の番組では、結婚以来の家族の歩みとともに、6月のがん公表記者会見の緊迫した舞台裏など、騒動の中で妻や家族の日常を守ろうと奮闘する海老蔵の姿を描く。

 海老蔵は6月9日に会見し、麻央の乳がんを公表。2014年10月にがんが見つかったこと、がんのステージについて「深刻」などと語っていた。

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