小林麻央、家族に「悲しい一言」…ごめんね
歌舞伎俳優・市川海老蔵の妻で、闘病中の小林麻央が7日にブログを更新。自身の食欲などを心配する家族に「私の身体は私が一番わかってるから」と言ってしまったことを明かし、「病室でひとりになり、家族にとっては悲しい一言だったのではないかと…私も寂しい気分になってきました。ごめんね。」と心境を綴った。
「眠れない夜のひとりごと」と題して投稿。前日に痛み止めが効かなくなり、近く放射線治療を再開することを明かしていた麻央は、この日、2人の子供が図画工作でつくった「美味しい差し入れ」を届けてくれたことを明かし「届いたのは、みかんのロールケーキでした。枕元に置こう。」と喜んだ。
ただ、続けて「家族が私の食欲や痛みについて心配し、色々提案してくれたとき『私の身体は私が一番わかってるから』と言ってしまいました。」と告白。家族は「うん。そうだよね!」と優しく返したそうだが、麻央は「病室でひとりになり、家族にとっては悲しい一言だったのではないかと…私も寂しい気分になってきました。ごめんね。」と記した。
麻央は「『苦しい、痛い、疲れた』と家族の前で、口に出して言ってしまう時があります。病人は許されるけれど、支えている家族は『苦しい、疲れた』と言えない空気があるかもしれません。私がいないところで、皆で言い合ってくれていたらよいな…と思う時があります。」と家族のことを案じた。
「病人と、看病する家族の立場を越えてお互い、ちょっと疲れたねと、泣いて抱き合うこともありだと」、自身が感じていることを綴り「私は、母と一度そんなふうに抱き合って泣いたことがあるので、思います。母は前よりとても痩せていました。でも、弱っている私でも、母を抱きしめてあげられました。」と振り返った。
「私がごめんと思うほどきっと家族は笑顔になるし。闘病が特別でなく、日常にならないと解決しないのかもしれません。」とする一方で「そんなことは望んでいませんが。」と辛い心境を記した。