内野聖陽 家康からハムレットへ減量中 演出家の「太っててもOK」にホッ

舞台「ハムレット」の製作発表会見に出席した(前列左から)貫地谷しほり、内野聖陽、國村隼、浅野ゆう子(後列左から)山口馬木也、加藤和樹、今拓哉、村井國夫=東京・池袋の東京芸術劇場
舞台「ハムレット」の製作発表会見に出席した(前列左から)ジョン・ケアード氏、北村有起哉、貫地谷しほり、内野聖陽、國村隼、浅野ゆう子、(後列左から)藤原道山、壤晴彦、山口馬木也、加藤和樹、今拓哉、村井國夫=東京・池袋の東京芸術劇場
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 俳優の内野聖陽(48)が10日、都内で行われた舞台「ハムレット」(4月9~28日、東京・池袋の東京芸術劇場プレイハウス)の製作発表会見に出席し、減量苦を告白した。

 2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」では徳川家康を重厚に演じていた内野。家康を演じるために体重を16キロふやしていたとあって、「今、有酸素運動を頑張ってます」と減量の真っ最中であることを明かした。ただ、お正月はしっかりとお雑煮を食べたそうで「それが日本人の習慣だから」と苦笑い。食欲はなかなか抑えきれないようだった。

 ただ、演出家のジョン・ケアード氏(68)は「劇中で伝えられるハムレットの情報は、墓掘りの“30過ぎ”というのと、母の“太っている”という言葉だけ」と説明し、体形はあまり気にしていなかった。年齢についても「ハムレットの出演者は経験があって、考えることができる人がいい」と内野が適任であると強調した。

 イギリスのロイヤル・シェイクスピア・カンパニーで名誉アソシエイト・ディレクターを務めるなど、シェイクスピア舞台の第一人者として活躍するケアード氏の太鼓判に内野も勇気づけられた様子。「今、おなかがすごいので、“太っててもいい”ということで、ちょっと安心しました。ハムレット役も若い人がやった方がいいと言われますが、そうじゃないというのをお見せします」と気合が入っていた。

 なお、舞台は東京の後、兵庫、高知、福岡、長野、愛知でも上演される。共演は貫地谷しほり、浅野ゆう子、國村隼、北村有起哉ら。

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