中居ラジオが大反響、ハガキ5倍増 紅白“裏番組”で「バイバーイ」

 昨年大みそかに放送されたニッポン放送「中居正広のSome girl’SMAP」にすさまじい反響が寄せられたことが11日、分かった。この日、同局の社長会見が都内で行われ、同番組終了後1週間で約5000通のハガキが届いたことが報告された。

 番組はSMAP解散の日となった昨年大みそかにオンエアされ、グループのリーダーだった中居がメンバー1人1人の名前を絶叫。「慎吾ー、剛ー、吾郎ー、木村ー、SMAPー、じゃあねー、バイバーイ」と締めくくった。SMAPとして最後の放送で、解散騒動にも触れ「誰も悪くない」と思いを明かすなど話題を呼んでいた。

 同番組はメールでのメッセージを受け付けておらず、ハガキが声を届ける手段となっている。通常1000通程度が5倍増となり、内容はほとんどがSMAPの存続を願う声だったという。

 また、同局広報によると、スマートフォンなどで聞けるラジコのストリーミング数は通常1万7000~2万件のところが約3万件に達したという。同日はSMAPが出演辞退したNHK紅白歌合戦の“裏番組”だったが、ファンは「Some-」に耳を傾けていた。

 同局の岩崎正幸社長は「年末にいろいろな番組がありましたが、SMAPのメンバーへの思いなどを肉声で伝えられた。パーソナリティーの役割を強く感じた放送でした。たくさんの番組があった中でインパクトはこれが一番だった」と振り返っていた。

 番組は7日に「中居正広 ON&ON AIR」とタイトル変更して再出発。同局は4月以降も継続の予定とした。

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