ASKA最愛の母死去 故郷・福岡での葬儀に参列「大きな寂しさと共に」
ミュージシャンのASKA(58)=本名・宮崎重明=の母・宮崎エイコさんが死去したことが13日、分かった。取材によると、この日、福岡県大野城市で葬儀が執り行われ、ASKAも参列した。喪主は夫でASKAの父・克己さんが務めた。ASKA自身もこの日、ブログで母の死について明かしている。母親はがんで闘病していたと伝えられている。
「空。」と題し、13日に更新されたブログでは「今日。すべてから解放され、何歳の時を取り戻したのか想像はつきませんが、大きな寂しさと共に、きっと元気になってる母をこれから僕ら家族は見送って参ります」と母の逝去を示唆。続けて、「息子としての、一世一代の仕事です。やれることは、すべてやったつもりです。今ですか?とても晴れ晴れとした、そして清々しい気持ちです。さて、行って参ります。ありがとう」と締めた。
母の死を伝えたブログの冒頭では、ASKAが不起訴となった覚醒取締法違反容疑での取り調べ中、自身のえん罪を訴えながら「これは、泣き落としだと思われても構いません。母の命が長くないんです。これで裁判になると、少なくとも3カ月は、留置されなくてはなりません。ひとりの人として、母親の死に目に会わせないようなことは、そんな非情なことはしないでください。僕を、不起訴にしてください」と懇願したことを告白。
「誤解のないよう書いておきますが、僕が不起訴になったのは、上(※母のことを訴えた刑事とのやり取り)のことが要因ではありません。ちゃんとした、確証と事実に基づいてです」と記した。
ASKAは覚せい剤取締法違反容疑が不起訴処分となり、昨年12月19日に釈放された後、福岡の実家に帰っていた。