関ジャニ∞の４年連続５度目となる５大ドームツアーが１５日、地元の京セラドーム大阪で千秋楽を迎え、前人未到の快挙となる年間２回の５大ドームツアー公演が発表された。７月１５日の札幌ドームを皮切りに、自身初となる夏の５大ドーム公演開催となる。１６年１２月１０日にスタートした今回のツアー終了から半年後の開催は史上最速。夏ツアーは９月に終わり、１０カ月間の動員は自身最多となる１４０万人に及ぶ。

　今年デビュー１３周年を迎える７人が、金字塔を打ち立てる。終盤、村上信五（３４）が「５大ドームツアーを夏にやります」と発表。１０カ月間で２回という前人未到の挑戦。大倉忠義（３１）が「すぐ夏に会えるぞ！」と叫ぶと、５万２０００人が大歓声を上げた。

　史上最短、６カ月のインターバルで始まる夏のドームツアーにはニューアルバム（初夏発売予定）をひっさげて臨む。７月１５日の札幌から９月１０日の福岡まで１４公演で６５万人を動員。現ツアーの７５万人と併せてグループ史上最多の１４０万人を１０カ月間で集める。

　渋谷すばる（３５）は「短い期間で５大ドームを続け１００万人以上の人に見てもらえるのは一生に一回あるかないかの経験。感謝しつつ自分らを見せきりたい」と意気込み、丸山隆平（３３）は「水着コンサート、浴衣、ブラジルのカーニバル的なのをやりたい」と“夏祭り”を提案した。

　現ツアーは雪に始まり雪に終わった。初日の札幌は大雪の影響で会場にたどり着けなかったファンも。この日の大阪も雪がちらついたが、大きな影響はなし。「ＮＯＲＯＳＨＩ」など２９曲を歌いあげ、３時間の凱旋ライブを盛り上げた。

　丸山は「（天候など）どうにもできないことの悔しさは全員感じていた。どう埋めるのかは、会う機会を続けることが大事」と夏での恩返しを約束。

　安田章大（３２）は「今年は個人的に能力を上げてもらわないといけない」と新年の目標を掲げ、「いずれ２００万人動員につながる」と、将来の大台突破を見据えていた。