嘉門達夫の「森のくまさん」 日本語訳者の許可は取らず「全く違うのはOK」

 替え歌ソングで有名な歌手の嘉門達夫が19日、日本テレビ系「スッキリ!」のインタビューに応じ、お笑い芸人のパーマ大佐が発売し物議を醸している童謡「森のくまさん」について、嘉門自身も過去、「森のくまさん」で替え歌を歌っていたことを明かし、それには日本語訳者の許可は取っていないとした。

 番組では、パーマ大佐が発売した「森のくまさん」の替え歌が、日本語訳者・馬場祥弘氏の権利を侵害しているとして、馬場氏がパーマ大佐やCDを制作・発売したユニバーサルミュージックに、慰謝料300万円の請求を通知した問題を特集。

 その中で、替え歌ソングの第一人者である嘉門にもインタビュー。嘉門は「楽曲の権利を管理している出版社に『この楽曲のこの部分をこういう風に変えていいですか』というのを明確に送りまして、OKが返ってきたものに限ってCD化している」と説明。

 嘉門は、過去に「森のくまさん」の替え歌を歌っていたことがあるが、その歌詞は、出だしの「ある日」の部分を「アルフィー」に言い換え、アルフィーメンバーの高見沢、桜井、坂崎の名前を付けるというもの。

 これに関して、嘉門は「アルフィーの坂崎さんとか桜井さんや高見沢さんの名前が出てるので、固有名詞のアルフィーの事務所にもちゃんと許可を取ってあります」とコメント。

 原曲側へは「権利はない」とし、「メロディーを使って全く違うことを言うのはOKなんです」と説明し、馬場さんの翻訳歌詞は全く使っていないことから、馬場さん側の許可は取っていないとした。

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