仁科亜季子 元夫の松方弘樹さんの回復祈っていた 「早く良くなってほしい」
俳優の松方弘樹(まつかた・ひろき、本名目黒弘樹=めぐろ・こうじゅ)さんが脳リンパ腫のために亡くなったことが23日、分かった。亡くなったのは21日。74歳だった。松方さんは東映の“やくざ路線”“実録路線”のスターとして活躍し、代表出演作に「仁義なき戦い」シリーズがある。最近は健康を崩し、脳リンパ腫と診断され闘病していた。元妻で女優の仁科亜季子(63)は回復を祈っていた。
仁科は昨年7月22、舞台「ペコロスの母に会いに行く」の公開稽古後の会見に出席。当時、松方さんは脳リンパ腫で闘病中だったことから報道陣にコメントを求められ、「早く良くなってほしい」と気遣った。仁科は「あした誕生日なんですよね」と松方さんの誕生日を覚えていた。2人は79(昭和54)年に結婚。98(平成10)年に離婚した。
同世代の女優山本陽子も気遣い、昨年3月に「彼とは同い年なのよ。若い若いと思っていたらね。元気になって早く復帰してもらいたい」と話していた。