海原やすよ ともこ 上方漫才大賞受賞 「女芸人と呼ばれたくない」
関西で最も長い歴史を持つ漫才賞「第52回 上方漫才大賞」の発表会が6日、大阪市内で行われ、姉妹漫才コンビの「海原やすよ ともこ」が5年ぶり2度目の大賞に輝いた。
かつて祖母の海原小浜さんも「海原お浜・小浜」で受賞しているが、女性コンビの複数回受賞は初めて。あくまで漫才を主軸に活動し、姉のともこ(45)は「女芸人と呼ばれるのは嫌で、今後も漫才師と呼ばれ続けたい」と宣言。昨年末に脳の動脈瘤(りゅう)の手術を受けた妹のやすよ(41)は「根治して、今は血圧を測るのが趣味」と笑顔で話したが、復帰の際は漫才がガタガタと言われないかが一番の不安だったという。
賞金200万円の使途をともこは「2人とも体がデカくなってますので、舞台衣装を作り直したい」と笑わせていた。