ハチミツ二郎「死んだかと思いました」急性心不全などの症状を振り返る
お笑いコンビ・東京ダイナマイトのハチミツ二郎が29日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演。急性心不全と急性呼吸不全、肺炎の治療を経て緊急入院した後、22日に退院したことを「本当に死んだかと思いました」と振り返った。
MCの東野幸治から「本当に良かったよ」と声を掛けられ、穏やかな笑顔。「8キロ痩せたんですけど、分母が大きいので」と冗談も飛ばした。
ハチミツ二郎は16日、大阪市のなんばグランド花月の3回目の出演後、体調不良を訴えて大阪市内の病院に入院。実は「前日から(熱が)40度あって、マネジャーさんには伝えてあった」という。当日は出演を自身で判断することになり「芸人、休まないぞ。救急病院だけ抑えといてくれ」と、マネジャーに伝えていたことも明かした。
だが、「3ステージ目に呼吸ができなくなってきた。生まれて初めてだった」ことから、タクシーで新大阪駅に向かう途中で行き先を変えて病院へ直行。救急病院に到着後、緊急の入り口が見つからず困惑。その際、酸素量は「67」で、水におぼれている状態に近かったが、何とか入り口を見つけてなだれこんだという。
病院では救急治療室に運ばれ、家族に連絡するため「携帯をだしてくれ」と言われたという。死を覚悟する一方で、芸人として「漫才師だからNGKが最後というのも悪くないか。3ステージ目が一番うけた」との思いが、頭に浮かんだことも明かした。
酸素量の数値も上がらなかったが「娘が5歳。娘の顔を思い浮かべたら数値が上がってきた」という。また、「この番組だから言うわけじゃないけど、松本さんの顔も浮かんできて。浜ちゃん派なんですけど」と冗談まじりに明かすと、松本人志は「浜ちゃん派って。そんなやつおるんか。お笑い界に。聞いたことないわ」とツッコミを入れていた。