桜塚やっくん命日 芸人仲間が追悼「今でも背中を押してくれている」

 お笑いタレント・桜塚やっくん(享年37)が交通事故で命を落としてから5日で5年を迎え、芸人仲間がSNSで改めて追悼のメッセージをつづっている。

 やっくんは13年10月5日、ボーカルを担当していたバンドのコンサートのため熊本に向かう途中、山口県美祢市の中国自動車道で単独事故を起こし、車外に出たところを後続車にはねられて心臓破裂のため亡くなった。37歳だった。

 お笑いコンビ「ヴェートーベン」の青井貴治は5日、「あれから5年」のタイトルでブログを更新。やっくん、事故でともに命を落としたマネジャーの命日であることを記し、「自分で事実を受け入れられたのかなと思えたのは1週間位経った日に急に号泣した時でした。急すぎた事故に関して意味がわかなかったから泣けなかったのか、意味はわかっていたけど受け入れたくなかったからここまで我慢していたのかはわかりませんが」と突然訪れた別れを振り返った。

 「最近はあまり夢にも出てくれなくなりましたが、今でも背中を押してくれているなと感じる時があります。月命日の5日にいい仕事が出来たりすることが多いので、そんな時は特に感じます」と明かし、「これからもやっくんのように前向きに、お客様を喜ばせたい!その一点で僕達も頑張ろうと思います」とつづった。

 そして「皆さんもたまにでも思い出した時、やっくんの話したりとか、やっくんの歌聴いたりとか、やっくんのネタみたりとかしてやってください。人一倍愛されたがりなアイツは喜ぶと思います」と呼びかけた。

 ほかにもピン芸人のジャスティス岩倉が5日に、快児も6日にブログを更新し、やっくんとの思い出を改めてつづっている。

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