阿部寛、結婚できた!13年ぶり「結婚できない男」令和で復活「うれしい」
俳優の阿部寛(54)が2006年に主演したカンテレ・フジテレビ系「結婚できない男」が、10月期の連続ドラマ(タイトル未定。火曜、後9・00)として13年ぶりに復活することが25日、分かった。
06年に放送されたドラマは、偏屈で独善的で皮肉屋だけれど、どこか憎めない独身の建築家・桑野信介(40)が女性との出会いをきっかけに恋愛を意識し、結婚を真摯(しんし)に考えるまでの日常をコミカルに描き、平均視聴率17・1%(ビデオリサーチ調べ。関東地区)を記録した。“40歳独身男の本音さく裂ドラマ”とも言われ、「結婚できない男」というワードは社会現象を巻き起こした。
ドラマも前作から13年後が舞台。偏屈さに磨きが掛かり、現在も独身を謳歌(おうか)する53歳になった桑野が、偶然にも女性に出会っていくことで運命の歯車が動き始める。
自身は前作放送後、43歳でゴールインした。07年に15歳年下の一般女性と結婚を発表(入籍は08年2月)した際、「結婚できない男が結婚することになりました」とドラマに絡めて報告した。
今度は既婚者として桑野を演じる。「随分長い間結婚してなかったんですね、やっぱり。彼に再会できることがうれしい」と続編決定を喜んだ。令和という新時代を迎えて放送される続編を通じて、「13年前よりもさらに結婚しない人が増えていると聞きます。世の結婚してない男性を癒やすようなドラマにしたい」と意気込んだ。