Hey!Say!JUMP 今年のアリーナツアー見送りに…理由はファンのマナー
ジャニーズ事務所は19日、公式サイト「Johnny‘s net」で、Hey! Say! JUMPの今年のアリーナツアーを見送る方針を明らかにした。これまで問題になっていたファンによる公共交通機関利用マナーが改善されないため、苦渋の決断を下したことを表明した。
この日、同サイトは「『Hey! Say! JUMP』に関するお知らせ」と題し「ツアー移動時に一般のお客様に対して多大なご迷惑をお掛けする状況が改善に至らなかったことを踏まえまして、デビュー以来継続して参りましたアリーナ会場でのコンサートを本年は見送らせて頂きます」と伝えた。
近年、メンバーの新幹線での移動時に一部ファンがホームに殺到し一般の利用者に迷惑をかけるなど問題となっていた。メンバーの八乙女光(28)が一昨年8月、昨年10月と、2度に渡ってブログを通じ、「そのうちに、ジャンプのライブの移動は危ないからって警告を受けて、まだまだ行きたい場所も行けなくなると思う」などとファンにマナーの改善を呼びかけてきた。
今月16日にも、「公共交通機関の利用マナーに関するお願い」として公式サイトに掲載されていたが、状況の向上が見込めないと判断された。
ジャニーズ事務所では、昨年9月にKing&Princeが宮城公演後、移動のために訪れたJR仙台駅で、一部ファンのマナー違反があり、新幹線の発車が遅れてしまったことがあった。
また、関ジャニ∞の大倉忠義も同年11月に、携帯専用サイト「Johnny‘s web」内のブログで、駅や空港にいる一部のファンがしつこく追いかけ、一般人に体当たりをしたり、自身のかばんの中に物を入れられたりすることなどを指摘。「身勝手な行動が精神的に辛いです。このまま耐え続けられるのだろうか」と苦しい思いをつづっていた。