キムタク 天才シェフに 平成の“視聴率男”が令和初連ドラ 鈴木京香と12年ぶりタッグ
俳優の木村拓哉(46)が、今年10月スタートのTBS日曜劇場枠(後9・00)でドラマ主演することが28日、分かった。木村にとって令和初となる連ドラで、演じるのはフランス料理の天才シェフ。慢心からすべてを失ったカリスマが、世界最高の三つ星レストランを目指し再び立ち上がる様を描く。
ともに再起に挑む女性シェフ役を、2007年の同枠ドラマ「華麗なる一族」以来12年ぶりタッグとなる鈴木京香(50)が演じる。
平成期の民放連ドラでは、全話平均視聴率の上位5作を木村主演作が独占。平成ドラマ史を彩り、様々な職業の役柄を演じてきた男が、令和初の連ドラで挑戦するのは天才シェフ。パリに二つ星の店を持ちながら、もてはやされるうちに仲間も店も失う。どん底に落ちるが、鈴木演じる女性シェフと出会い再び夢に向かっていく、大人の青春を描くヒューマンストーリーだ。
パリの三つ星レストランでのロケも予定。パリで三つ星を獲得しているのは10店だけで、ミシュランガイドの協力もあって異例撮影が実現した。プロ並みの料理の腕前で知られる木村のこだわりにも注目だ。
木村は「今回共演してくださる皆さん、スタッフと、全力でつくっていこうと思っています」とコメント。鈴木は「華麗-」では木村と敵対する役柄だったが「今回は同じ夢に向かっていく同志。全力で星を獲りに行きたいと思っています!」と意気込みを語った。