NGT48が8カ月ぶりに劇場公演再開…公演タイトルに秘めた思いを明かす
新潟を拠点とするアイドルグループ・NGT48が18日、新潟市のNGT48劇場で、定期公演「夢を死なせるわけにいかない」を開催した。同グループが専用劇場で定期公演を行うのは、昨年12月30日以来、約8カ月ぶりとなる。
NGT48では昨年12月、当時メンバーだった山口真帆(23)が男性2人から暴行される被害を受け、1月に自身のSNSで告発。他メンバーの関与を訴えたが、否定する運営側と対立した。その後は騒動の余波で、研究生公演などは行っていたが、定期公演を行えていなかった。
新公演に選んだ「夢を死なせるわけにいかない」公演は、2007年に「ひまわり組 2nd Stage」として初演され、当時は前田敦子(28)、大島優子(30)らが出演していた。関係者によると、メンバーの希望が多かったことなどから決定したという。太野彩香(22)は「『夢を死なせるわけにいかない』というタイトルが、今の私たちの気持ちを表してるんじゃないかなと思います。私たちの気持ちをパフォーマンスで届けることができるように頑張ります!」と思いを語った。
開演前には、劇場支配人の早川麻依子氏があいさつ。「こうして今日の日を迎えられたのは、日ごろから応援して下さっているファンの皆さまのおかげです。本当にありがとうございます」と感謝を述べると、会場からは拍手がわき起こった。
さらに「今日、劇場公演を再開することができましたが、今日が再スタートだとは私どもは決して思っておりません。新潟の皆さまやファンの皆さまに心から応援していただけるようになってからが新しいスタートだと考えております。そうなるまでにはまだまだ時間がかかると思いますが、新潟にNGT48があって良かったなと1人でも多くの方に思っていただけるように、メンバー、スタッフ一同、できることを一つずつ頑張っていきたいと思っております」と決意を示した。