松重豊、NHKで孤独のグルメ秘話 「テレ東深夜にしてはぜいたくな作り」
俳優の松重豊が27日、NHK「あさイチ」に生出演し、自身が主演するテレビ東京系ドラマ「孤独のグルメ」の撮影秘話を明かした。
番組では、視聴者から「孤独のグルメの撮影で、もう食べられないとなったことはないのか?」という質問が読み上げられた。
これに松重は「秘密を明かせば、あれ、一口目を食べる瞬間まで、前の日の夕方から何も食べないんで、お腹空いてるんです。ペコペコ」の状態で撮影に臨んでいると告白。そして「唾液ジュクジュクで一口目。そこから完全に順撮りという、順番通りに撮って、編集権もないので、食べてるだけ食べてる。出てるだけ食べてる。それしか食べてない」と、ドラマで映った通りにすべて食べているという。
撮影は一日1回のみ。「テレ東の深夜にしてはぜいたくな作りなんですけど、一日一食しか食べない」とも明かした。
10月4日からシーズン8が始まるが、ここではついに松重が食べたかったものが出てくる事も予告。「前から食べたかったが、ずっと言っていたけど名店が見つからず、なんとか今年、見つかりましたので食べました。みなさんも大好きなものだと思う」と語った。
また私生活でも、リアル五郎ぶりを披露。「地方に行って、スーパー巡りをした後、晩飯どこでと商店街をフラフラしてっていうのは楽しみの一つ」と笑顔。
だが、実際に店に入ると「奥の方がごそごそして、もう一品出てくることがある、良かれと思って…」と、サービスされることがしばしばあるという。
博多華丸が「どうせ追加する人でしょって(思われてる)」「毎回目移りするキャラだから」とからかうと「ごめんなさい、これだけでお腹いっぱいで(と断る)。それは今後もご遠慮いただきたい。有り難いが、事前に(看板メニューと)言って頂ければそれを加えますけど」と、訴えていた。