長嶋一茂「親のスネかじってて何が悪い」“二世”としての悩み「全くない」
元野球選手でタレント・長嶋一茂が17日、フジテレビ系「訳あり人の駆け込み寺」に出演。巨人OBで国民的スターの長嶋茂雄氏を父に持つ一茂だが、二世としての悩みについて「全くない。ない理由がある。それは他人が自分をどうみても関係ないって100%思うこと」と語った。
番組にはオリックスや阪神でプレーした星野伸之氏の娘で女優・芽生が出演。父の存在が大きく、“二世”として悩みを抱える芽生の相談を受ける形で答えた。
「プロフィールにも星野伸之の娘と書かれ、どう抜け出したのか」という芽生に、一茂は「この世の中は自分がやっていることや言動に100%賛同するなんてことはない。100人のうち、99人敵でも突き進むだけの気持ちがあるかどうか。少なくともパパとママは最大の応援者。まずそこの覚悟が1個あったほうがいい」とうなずいた。
一茂自身にも7、8年前までは偉大な父親を強烈に意識したことがあったという。「自分がこういう風なことを言ったらどう思うだろう。延長線上に親父がどう思うんだろうっていうのがあるんだよ。そこは分かる」と、二世として悩んでいたことも明かした。
ただ、現在はその思いが吹っ切れ、「長嶋茂雄の息子だっていうのは必ずついてくる。もちろん今もついてきている。これは消せない」ときっぱり。周囲の目や声が気にならなくなり、「親の七光りっていう言葉とか親のスネかじってとか言いたいやつは言わせておけばいい。スネ全部なくなるまでかじってて、何が悪いんですかって。息子なんだから良いじゃん。図々しく生きたほうがいい」と、助言していた。