秋葉原メイドカフェのコロナウイルス対策とは…“萌え薬”で消毒
世界中で新型コロナウイルス感染防止が叫ばれる中、サブカルチャーの聖地、東京・秋葉原にも影響が出ている。秋葉原の代名詞とも言えるメイドカフェはどのような対策をとっているのか、取材した。
秋葉原のメイドカフェ「ハートオブハーツ」のドアを開けると、ふりふり衣装のメイドさんが「お帰りなさいませ!」と出迎えてくれた。店内へ案内される前に「お外にいる悪いウイルスをやっつけたいと思います!」と同店では“萌え薬”と呼んでいるアルコール消毒液を手にかけてくれた。
同店では、新型コロナが猛威をふるい始めた1月下旬から消毒液を導入。メイド自身もエアーマスクや除菌ジェルを保持し、頻繁に手洗いやうがいに加え、店内の換気を行ってきた。
秋葉原を訪れる客足も伸び悩んでいる。同店のメイド・ちゃっぴーさんは「秋葉原で見かける旅行客の方は以前の半分くらい。お店では会社帰りのサラリーマンや学生さんが減りました」と明かした上で「できる対策をとって、早く安心して皆様が暮らせるようになれば」と願った。