お笑いコンビ・キングコングの梶原雄太が１５日、ＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「カジサックチャンネル」に動画を掲載し、スタッフがチームを辞めたことを報告した。

　「【全て話します】中野がチームカジサックを辞める事になりました」と題した動画で伝えた。動画には「中野くん」も登場し「５年近くやってきた中で、うそをついてました」「チームとしてやっていきたいという気持ちがなくなってしまいました」と理由を明かした。

　梶原はキングコングとしてのＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「毎週キングコング」でも１６日に掲載した動画で理由を説明した。相方・西野亮廣に「何辞めですか？」と尋ねられた梶原は「全然好きじゃなかったらしい、仕事が。あとはチーム」と説明した。「あと、俺がめんどくさい下町の感じやんか？そういうのもごっつイヤだったらしくて、愛情とかね」と距離感についても認識の違いがあったとした。

　「中野くん」はカジサックチャンネルを始めるにあたって、関係者がスタッフとして呼んだ人物だった。スタートからチャンネルの登録者数など予想以上に伸びて、収入も上がったが、逆に「辞める」と言い出せなかったという。梶原はスタッフや社員の「育て方」の難しさも痛感していた。

　梶原は６月２５日の「毎週キングコング」でもスタッフとの付き合い方に言及していた。カジサックチャンネルの「中野くん」とは別の撮影スタッフが希望スケジュールを素直に申し出てくれないことに不満を漏らしていた。「ショックやん。一方的な愛やん」と嘆く梶原を、西野は「おれがカジサックチームの後輩とは部下、社員だったら、今の重いメンヘラの感じを出されると（スケジュールを）言えないね。普段の立ち振る舞いで『スネちゃうんじゃないかな』『怒っちゃうんじゃないかな』と思わせてしまってる」と冷静に諭していた。