歌手NoBこと山田信夫が脳腫瘍【報告全文】「快方に向かっております」戦隊主題歌などで活躍

 「NoB」名義で活動する歌手・山田信夫が脳腫瘍の治療を行っていることが20日、分かった。公式サイトに「NoB(山田信夫)に関するご大切なお知らせ」と題して文書を掲載し公表した。

 文書によると、山田は今年4月に海外公演を予定していたが、直前に体調を崩した。病院で検査を受けたところ脳に腫瘍があることが分かったという。現在は治療をリハビリを行っており「快方に向かっております。」としている。

 事務所の報告の全文は以下の通り。

  ◆  ◆

ファンの皆様、いつもNoBを応援してくださりありがとうございます。関係各所のみなさま、日頃は一方ならぬご愛顧を賜りまして、心より感謝いたします。

2024年4月に出演を予定しておりました海外公演の直前に、体調を大きく崩し、病院で検査を受けた結果、脳に腫瘍があることが判明いたしました。

今後活動を続けるにあたり、皆様にお知らせする必要があると感じ、ご報告をさせていただきます。皆様にはご心配、ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません。

今現在は、医師の指導のもと治療とリハビリを行い、快方に向かっております。今後の活動に関しましては、体調を鑑みながら行っていく予定です。また皆様の前でステージに立てるように、治療とリハビリに励んでまいります。今後とも引き続き、NoBの応援を何卒よろしくお願いいたします。

2024年4月20日(土)

株式会社ライフタイム/MOJOST

  ◆  ◆

 山田は1984年にハードロックバンド「Make-Up」のボーカルとしてデビュー。4枚のアルバムを発売した。86年にはアニメ「聖闘士星矢」の主題歌「ペガサス幻想」を担当。同番組のサントラの作詞・作曲・歌唱も手がけた。93年から「NoB」名義での活動を開始。2005年にスーパー戦隊シリーズ「魔法戦隊マジレンジャー」の挿入歌を担当した。その後も06年には「轟轟戦隊ボウケンジャー」の主題歌、10年には「天装戦隊ゴセイジャー」の主題歌、11年には「海賊戦隊ゴーカイジャー」エンディングテーマに参加するなど戦隊ものには欠かせない歌い手の1人でもある。

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