３月末で日本テレビを退社しフリーとなった藤井貴彦アナウンサーが、２日放送の同局系バラエティー「ぐるぐるナインティナイン」内の人気企画「ゴチになります！２５」に出演。退社後初のバラエティー番組出演で、１９９４年同局入社の同期であるＭＣの羽鳥慎一アナウンサーと共演した。

　「藤井アナは初の「ゴチバトル」の舞台に「３月いっぱいで会社を辞めまして、退職金が入りましたので、さっき銀行でおろしてきました」と笑顔。「負ける覚悟はできてますが、勝ちに行くという姿勢もあります」と、アナウンサーらしく言葉を選びながら宣言した。

　また、共演したお笑いコンビ・見取り図の盛山晋太郎に「芸人でも同期とか意識するんですけど、もちろん羽鳥さんも同期さんですから、意識したりします？ライバルとして」と問われると、「この質問よくされるんですけど、１回もギスギスしたことないね」と羽鳥アナに水を向け、羽鳥アナも「そうですね。１回もないですよ」と応じた。

　さらに藤井アナは「もう羽鳥は、アナウンサー界で言うと大谷翔平なんですよ。堅いものも柔らかいものも両方、高いレベルでできる。」と同期を絶賛。「なので、私はどっちかというと私はメジャーに行けなかった派。で、（羽鳥アナは）メジャーで活躍した派。この大きな差があってね」とたたえ続けると、羽鳥アナは、「ちょっと聞こえなかったんで、もう１回言って…」と“おかわり”を要求して笑いを誘った。

　その後も巧みな現場レポートなど高い技術を披露しつつ、和やかに収録を進めた藤井アナ。最終的には、目標の１万８０００円にわずか１００円足らずの１万７９００円で１位＆ニアピン賞という見事な結果に。周囲から「すごい！」と絶賛の声が飛ぶ中、「本当に？」と照れ笑いしていた。