００年に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「オードリー」が７日、ＮＨＫＢＳで再放送。美月（岡本綾）がついに大部屋女優となるも、早速えげつない大部屋いじめの洗礼を浴びる。

　女優になって東京に行くなどと美月が言い出したため、養母の滝乃（大竹しのぶ）は、東京に行かれては大変と、大京映画の黒田社長（國村隼）に、大京映画に入れてやってほしいと頼み込む。渋々ながら黒田は美月を大部屋女優として迎えるが…。

　美月と大京のスター・幹幸太郎（佐々木蔵之介）が仲良く話している姿を見ている大部屋女優軍団は、美月をよく思っておらず、早々に美月いびりを開始。まずは新人が必ず落とされるという楽屋の落とし穴にはめられるの皮切りに、旅娘役でエキストラ出演のシーンで細工された杖が折れ、転び、籠に激突しＮＧに。さらに野次馬役で池の前に行くと、他の女優から突き落とされ池に落下。再びＮＧとなり、美月は平謝りする。

　大部屋の新人女優はいびられるのが普通のようだが、美月は幹や黒田と知り合いであることから、さらに女優たちの嫉妬をあおっているようだ。

　２４年前の朝ドラだが、徹底したいびりぶりに初見視聴のネットも「撮影所は恐ろしいところってお母ちゃまがいってたのはこれか」「あんな目に遭ってるとか女将が聞いたら発狂しかねないな」「こんなにも撮影邪魔するイジメしてたら誰かが叱らなあかんやろ」など、驚きの声が上がっていた。