「第８回ＡＫＢ総選挙」（１８日、ＨＡＲＤ　ＯＦＦ　ＥＣＯスタジアム新潟）

　ＮＭＢ４８の山本彩は自己最高の４位に浮上した。昨年まで２年連続で６位。今回は速報でも４位と好位置につけていた。

　マイクを手に「総選挙とは、順位もそうだけど、得票数や投票していただくことが愛。愛って、見えにくいものだと思うけれど、しっかり目に見える愛があると教えていただきました。本当に、皆さんは私にとってアモーレです」と笑顔。サッカー・長友祐都と女優・平愛梨のカップルを象徴する”流行語”を使い、拍手を浴びた。

　自己最高の順位に「１位宣言をしていたが、今はうれしい。今年は出馬をためらっていた。私が出ることで新しいメンバーを妨げるとか、応援してくれる人たちの負担になると思っていた。でも皆さんが熱いメッセージをくれて、出馬を決めた」と出馬を迷っていた経緯を説明した。

　「今年はＮＭＢに卒業が続いて、皆さんに『１人でＮＭＢを背負わないで』と声をかけていただいた。でも私が１人で支えていると思っていない。メンバーに支えられながら、キャプテンとしてＮＭＢを盛り上げていきたい。なので皆さん、ＮＭＢの他のメンバーにも応援してもらえるとうれいしです」と呼び掛けた。

　さらに「今度は私が頑張る番。皆さんの幸せのために、これからも関西人らしく必死のパッチで頑張っていきたい」と約束。「みんな、アモーレ！」と声を張り上げて、スピーチを締めくくった。

　山本は昨秋から主題歌曲をセンターで歌唱した、ＮＨＫ朝ドラ「あさが来た」が今世紀の朝ドラ１位の視聴率を獲得し、その勢いに乗った。