山下&照英“新旧滝沢先生”体罰問題語る

 俳優・山下真司(61)と照英(38)が14日、都内で行われた米映画「ジャッジ・ドレッド」(16日公開)公開記念イベントに登場、社会問題化している体罰について語った。

 山下はドラマで、照英は映画で「スクール☆ウォーズ」の熱血教師・滝沢賢治役を熱演。山下は「殴られた方が愛情を感じるか、感じないかが大事。愛があれば生徒も『先生をここまで追い詰めてしまったな』と感じるだろうし」と力説した。

 作品では、弱小ラグビー部監督の滝沢が、試合に大敗した後、部員たちに「俺はこれからお前たちを殴る」と伝え、涙を流しながら部員1人1人を殴るシーンがある。山下は「滝沢先生が生徒を殴ったのは1回だけ。愛があったよ」と話した。

 ただ、「体罰」については2人とも反対の立場。山下は「教える方の気持ちが伝わらなくて、いらだってやってるんだったら間違い」と指摘。「たとえビンタされても(教えられる側が)仕方ないと思うような指導をしないと」と強調した。

 保健体育の教員免許を持ち、2児の父親の照英は、今こそスポーツ指導のあり方を変える転換期と主張。「これからは暴力ではなく、言葉と運動能力で教えるコーチングの時代。言葉で伸びる生徒はたくさんいます。コーチの力量が問われていますね」と語った。

関連ニュース

これも読みたい

    あとで読みたい

    編集者のオススメ記事

    あわせて読みたい

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス