城田優 ホスト役でノリノリ即興曲
俳優・城田優(29)が30分間で創作した“ホスト用のコール曲”が、映画「明烏 あけがらす」(16日公開)のオープニング曲として採用されたことが3日、分かった。ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズなどで知られる福田雄一監督(46)が、現場のノリで「ドンペリを出すときのコールを歌って踊って!!」と、むちゃぶり。役柄のホストになりきって即興で考えた曲がオープニング曲にまで出世し、映画の幕開けを告げている。
映画は、ホストクラブを舞台に、主演の菅田将暉(22)演じる最下位ホストと全く頼りにならない同僚たちの12時間を描いたコメディー。オープニング曲はもともと、本編で高級シャンパン・ドンペリの注文を受けた城田らホストが踊るシーンのための楽曲だった。
現場に入った後に、福田監督から「ドンペリを出すときのコールを歌って踊ってほしいんだよね」と依頼され、城田がわずか30分で創作。楽曲のノリがよかったことから、映画に勢いを付ける冒頭曲に抜てきされた。
アーティスト名「U」として作詞・作曲も手掛ける城田だが、映画に自作曲が流れるのは初めて。ミュージカル経験も豊富なだけに、キャリアの粋を詰め込んだ(?)即興のコール&ダンスとなっている。
「♪ペリドン ペリドン 明烏(あけがらす) 残さず飲み干せ 空けグラス…」と韻を踏んだ、酔いどれソング。とんとん拍子の展開に、「ホストのチャラさを出しながら、響きのいいように作ってみました。まさかこんな風になるなんて!と、自分でもミラクルに驚いています」と目を丸くしている。
一部で歌手、モデルの西内まりや(21)との熱愛を報じられている城田だが、仕事面でも充実した日々を送っているようだ。