ゼクシィガール・新木優子 映画初主演

 加藤ローサ(30)や広瀬すず(17)らを輩出した結婚情報誌「ゼクシィ」の8代目CMガールを務めるなど注目を集める女優の新木優子(21)が、映画「風のたより」(12月公開)で初めて主演を務めることが12日、分かった。10月クールのドラマ2作、CM4本にも出演し、女性ファッション誌「non-no」の専属モデルも務める話題の美女。自分と正反対な性格の“ネガティブ女子”に挑戦した今作、さらに、今後の活動について本紙に語った。

 クールな“キレイ系”の顔が、笑った瞬間、“カワイイ系”に変わる。2つの表情を同居させ、ドラマやCMに引っ張りだこの新木が映画で初主演する。

 「風のたより」は、仙台を舞台に、主人公・くるみが震災で閉店した祖父のカフェを再建するため奮闘する物語。「どうせ」が口癖の“ネガティブ女子”だ。新木は「反対の性格。自分は(女優を)やめようと思ったこともあるんですけど、頑張れば何か変わるかもしれないと思う方なので」と自身を語る。

 現場では祖父役の大杉漣(63)を観察していたという。「孫への愛がヒシヒシと伝わるただずまい」に演技の奥深さを学んだ。「いろんなものを吸収しながら、私の集大成になりました」と初座長作品に胸を張った。

 小学5年生のとき、東京・原宿でスカウトされ現在の事務所に所属。14歳で映画「青い鳥」に出演、女優デビューした。10代のころは同じ事務所の、ももいろクローバーZのメンバーとレッスンを受けていたこともある。

 芽が出るまで時間はかかったが、中学、高校の6年間で身長が18センチ伸びたことが転機となった。165センチの長身美女は14年に「non-no」の専属モデルに就任、そこから快進撃が始まった。

 現在、ゼクシィやau、日産自動車、ガストと出演CMは4本。10月クールにはTBS系「監獄学園」と日本テレビ系「いつかティファニーで朝食を」のドラマ2本が待機する。高校生からアラサーまでを演じられる幅の広さが魅力で「いろんな役をやらせていただけるのは、ありがたいです。中学生のとき20歳に間違われたこともあります」と笑う。

 夢は“壁ドン”だ。「純愛ものの作品に出させていただく機会がなかったので目標です。この年でしかできない仕事もあると思うので壁ドンされたい」。芸能界に憧れるきっかけとなったドラマ「やまとなでしこ」の松嶋菜々子(41)のように、女優道を突っ走る。

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